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オーシャンズ軽貨物配送blog

軽貨物配送の魅力 ― 仕事が人生の冒険に変わる瞬間

こんにちは。東京で軽貨物配送業を営んでいる株式会社オーシャンズです。
本日は下記のお話をしていきます。

軽貨物配送。
多くの人は「荷物を運ぶだけの仕事」と思うかもしれません。
でも、一度ハンドルを握って走り出すと、その先には予想もしない景色、出会い、そして物語が待っています。
会社員時代のような煩わしい人間関係もなく、自分のペースで走る日々。
そして、荷台に積んだのは荷物だけじゃない──人生のスパイスも一緒に運んでいるのです。


1. 遠方チャーターは“小さな旅”

長野行きのチャーター案件。
早朝、東京を出発し、高速道路を抜けて山々が迫ってくると、窓を開けた瞬間に冷たく澄んだ空気が飛び込んでくる。
荷物を無事に納品したあと、ふと目に入った古びた暖簾が、風にゆらゆらと揺れている。
「信州そば」の文字。
暖簾をくぐると、湯気と一緒に香ばしい香りが鼻をくすぐる。店主のおばちゃんの「お疲れさま」という笑顔と、目の前に置かれた十割そば。
箸をすくえば立ちのぼる湯気、その奥に雪を抱いた山の景色。
仕事のついでに、観光客のような贅沢な時間──これが軽貨物ならではの“ご褒美”です。


2. 荷台は“秘密基地”

同業仲間の車の後ろを開けると、そこには釣竿やリールがずらり。
配送が終わった瞬間、運転席から長靴を取り出し、そのまま川へ直行。
「今日はアジが大漁だ!」と無線で報告する声が、夕方の高速に響く。
別の仲間は、荷台にゴルフバッグ。納品を終えたらすぐに打ちっぱなしへ。
乾いたゴルフボールが飛び出す“パシーン”という音が、仕事終わりの解放感を増幅させます。
軽貨物車は単なる商用車じゃない。働く人にとっては、趣味へ直行できる“走る秘密基地”なのです。


3. 神社巡りが結んだ縁

ある先輩ドライバーの話。
遠方配送の帰り道、偶然見つけた神社に立ち寄った。
境内ではお焚き上げの炎がパチパチと音を立て、夜空に向かって火の粉が舞い上がる。
その瞬間、隣で手を合わせていた女性と目が合い、微笑みが返ってくる。
その日を境に何度か会うようになり、やがて結婚。
「この仕事してなかったら、絶対に出会ってないよな」──ハンドルの先には、人生を変える出会いが待っていることもあるのです。


4. ローカルパチンコ探訪

私はやらないが、配送先の近くにあるローカルなパチンコ店に立ち寄る仲間も多い。
ガラス戸を開けた瞬間に漂う、油とタバコの混じった懐かしい匂い。
店内には今では都会で見られない古い台が並び、常連たちの笑い声が響く。
その土地ごとの“色”や“空気感”を感じられるのも、この仕事ならではの楽しみ方です。


5. 一人の時間がくれる贅沢

車内は完全に自分だけの空間。
夜明け前、まだ街が眠る時間にハンドルを握り、高速道路を走る。
運転席のカップホルダーにはコンビニで買ったコーヒー。
東の空がゆっくりとオレンジ色に染まり、フロントガラス越しに朝日が差し込む瞬間。
その一口は、人生で一番うまいコーヒーかもしれません。


6. 無料サファリパーク体験

山道を走っていると、そこはまるで野生動物の王国。
ヘッドライトの先に浮かび上がる、2つの光る点──近づけば、それはキョンの大きな瞳。
じっとこちらを見つめ、数秒間のにらみ合い。やがて音もなく森へ消えていく。

タヌキがよたよたと横切ったり、イノシシの群れが土煙を上げて駆け抜けたり、枝の上からサルが好奇心たっぷりにこちらを見下ろすことも。
圧巻なのは大きな鹿。
堂々と車の前に立ち、ヘッドライトに照らされたその姿は神々しさすら感じる。
まだ熊には会っていないけれど、「次こそは…?」というスリルも、この仕事の隠れた魅力です。


7. 車好きのDIY魂

軽貨物ドライバーは車好きも多い。
中には、休憩中にお湯を沸かしてカップ麺を作るための湯沸かし器を積んでいる人も。
棚や収納を自作して、まるで小さなキャンピングカーのように仕上げている車もあります。
助手席を倒せば、そこは自分だけのカフェや仮眠室。
「これ、もう仕事じゃなくて旅だよね?」と笑ってしまうことも。


まとめ

軽貨物配送は、ただの運送業ではありません。
小回りが利いて運転しやすいだけでなく、毎日の中に小さな旅、趣味、出会い、発見がある。
時には結婚までつながる奇跡すらある。
もしあなたが「もっと自由な働き方」を求めているなら、この世界は想像以上にワクワクするはずです。
ハンドルの先に待っているのは、ただの目的地じゃない。あなただけの物語です。


軽貨物配送は、ただの仕事じゃない。
毎日が小さな旅であり、偶然が積み重なって人生を変える舞台でもある。
ハンドルの先には、まだ見ぬ景色、まだ会ったことのない人、まだ体験したことのない瞬間が待っている。

あなたが必要なのは、完璧な履歴書でも特別な才能でもない。
「走ってみたい」という小さな好奇心と、ハンドルを握る勇気だけだ。

次の物語の主人公は、あなたかもしれない。
──さあ、一緒に走ろう。