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オーシャンズ軽貨物配送blog
- 軽貨物回想録 2025.08.11
配送業の修行中に出会った“人気コース”の真実とは?──起業前のリアルな現場体験

こんにちは!東京で軽貨物配送を営んでいる株式会社オーシャンズです。
本日は会社を興す前の時のお話をしていこうと思います。
修行時代、すべては“現場”から始まった
配送業で独立起業する前、私は“修行”と称して、あえて大手宅配会社で現場経験を積む道を選びました。
それは単なる配送スキルを身につけるというよりも、「現場で何が起きているのか」を自分の目で見て、体で感じるためです。
そして私が配属されたのは、新宿のある配送コース。
そう、新宿──。人の多さもビルの密度も、日本トップクラスのエリア。
だが、現場で待っていたのは、意外な展開でした。
なぜか“超人気”だった新宿の配送コース
私が請け負ったコースは、なぜか社内で“超人気”。
「え? 新宿って、そんなに人気あるの?」と当初は戸惑いました。
引き継ぎの際、前任の社員さんがどこか悔しそうな顔をしていたのも気になります。
単なる宅配の仕事、場所が新宿、荷物の数は多め。
それだけなら、人気コースになる理由には乏しい。
でも実際に走ってみて、数日後にその“理由”が少しずつ見えてきたのです。
4日に1回のペースで登場する“謎の女性”
あるマンションに、大体4日に1度のペースで配達が入るお客様がいました。
玄関ドアをノックすると、いつも出てくるのは一人の女性。
Tシャツにパンツ姿。ラフな装い。
だが、いつも帽子をかぶっている。
最初は、「え? なぜ帽子?」と戸惑いました。
でも、ある瞬間──ふとした角度から、私は理解しました。
これが“人気の理由”…!?頭を隠して、尻、隠さず
それは、どこか人を惹きつける不思議な雰囲気。
言葉では説明できない“なにか”が、そのお客様にはありました。
なるほど。
このコースがなぜ人気だったのか。
あの引き継ぎ時の、悔しそうな前任者の表情も、今なら納得です。
おそらく社内で噂になっていたのでしょう。
「新宿の●●コースには“あの人”がいる」と…。
現場のリアルは、時に予想を超えてきます。
まさに、「頭隠して尻隠さず」とはこのことかと。
これほど“現場力”が鍛えられるとは、思ってもいませんでした。
経験が“笑える資産”になる
このような日々の経験は、あとになってみると笑い話。
でも当時はすべてが真剣でした。
軽貨物配送は、ただ荷物を運ぶ仕事ではありません。
そこには人との出会い、ちょっとした心理戦、予想外の出来事──
そうした“物語”が毎日のように詰まっています。
だからこそ、私はこの仕事に魅了され、起業を決意したのです。
軽貨物で起業したい人へ──現場を知らずして成功なし
今、軽貨物業界への参入や独立を検討している方には、あえて言いたい。
「現場を知らずして、配送ビジネスは語れない」と。
机上の空論より、1日でも多くの現場経験。
ちょっとした違和感に気づける感性こそが、サービスの質を上げ、顧客から選ばれる要因になります。
現場こそ最強の教科書。
ぜひ、あなたもその1ページ目を、自らの足でめくってみてください。
■ 編集後記
起業前のエピソードから、少しでも「軽貨物のリアル」を感じていただけたでしょうか?
■ 一緒に“面白い現場”を体験しませんか?
オーシャンズでは、こうした“人に語りたくなるような現場”を仲間と一緒に共有できる環境があります。
配送の現場にちょっとでも興味があるなら、まずは気軽にお問い合わせください。
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