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再配達と置き配について、配送会社が思うこと|「一度で届く」を大切にする理由【東京・江東区】

再配達と置き配について|おにもつ配送の考え方

ネット通販が暮らしに定着し、荷物が届くことが当たり前になった今、その裏側で「再配達」という課題が大きくなっています。一度で受け取れず、もう一度届けに行く。荷物を待つ側にとっては何気ないことでも、実は配送する側や、社会全体にとって、小さくない負担になっています。

この記事では、東京・江東区を拠点に軽貨物配送を手がける株式会社オーシャンズ(おにもつ配送)が、再配達と置き配について、配送に携わる立場からどう考えているのかをお伝えします。「一度で届く」ことがなぜ大切なのか、置き配という選択肢をどう捉えているのか、そしてお客様と一緒にできる工夫は何か。荷物を届ける側の視点を知っていただくことで、日々の受け取りが少し違って見えるかもしれません。物流を身近に感じていただくための、一つのコラムとしてお読みいただければ幸いです。

再配達は、なぜ「課題」なのか

荷物を一度で受け取れず、再配達をお願いすること自体は、決して悪いことではありません。誰にでも、留守にせざるを得ない事情はあります。ただ、この再配達が積み重なると、いくつかの負担が生じることも事実です。

ドライバーの負担が増える

再配達は、同じ荷物を二度、三度と運ぶことになります。その分、ドライバーの走行距離も、労働時間も増えます。ただでさえ荷物が増え続ける中で、再配達が重なると、現場の負担は大きくなります。この負担は、配送業界全体が直面している、運び手の確保という課題にもつながっています。

環境への負荷が生じる

同じ荷物を何度も運べば、その分だけ燃料を使い、排出ガスも増えます。一度で届けられれば不要だった移動が、再配達によって生まれてしまう。これは、環境への配慮という観点からも、できれば減らしたいものです。効率的な配送は、環境にもやさしい配送なのです。

社会全体の非効率につながる

再配達は、個々のケースでは小さなことでも、社会全体で積み重なると、大きな非効率になります。限られた運び手が、同じ荷物を何度も運ぶことに時間を使えば、その分、他の配送に回せる余力が減ります。物流を持続可能なものにしていくために、「一度で届く」割合を高めることは、社会全体にとって意味のあることだと考えられています。

「置き配」という選択肢の広がり

こうした再配達の課題への一つの答えとして、近年広がっているのが「置き配」です。玄関前や宅配ボックスなど、あらかじめ指定された場所に荷物を置いておくことで、受け取る人が在宅していなくても荷物を届けられる仕組みです。対面での受け取りが不要になり、再配達を減らす効果が期待されています。

置き配は、共働きのご家庭や、日中留守がちな方にとって、とても便利な選択肢です。荷物を待つために家にいなくてもよく、好きなタイミングで受け取れる。配送する側にとっても、再配達が減ることで負担が軽くなります。双方にメリットのある仕組みとして、置き配は今後もさらに広がっていくと考えられます。一方で、置き配には注意すべき点もあります。次の章で、その両面を見ていきましょう。

置き配の、メリットと注意点

置き配は便利な仕組みですが、良い面と気をつけたい面の両方があります。整理しておきましょう。

観点メリット注意点
受け取る人在宅不要・好きなときに受け取れる盗難・紛失のリスク/天候による荷物への影響
配送する側再配達が減り負担が軽くなる置き場所の確認・確実な記録が必要
荷物によって小さめ・こわれにくいものは向く高価品・生もの・大型品は不向きなことも

置き配が向いているのは、比較的小さく、雨や盗難のリスクが低い荷物です。一方で、高価なもの、生もの、大きくてデリケートなもの、確実に手渡ししたいものは、置き配には向きません。荷物の性質や、受け取る場所の環境に応じて、置き配にするかどうかを見極めることが大切です。便利さだけで判断せず、その荷物にふさわしい受け取り方を選ぶ。それが、トラブルを避けるコツです。

私たちが大切にする「一度で、確実に届ける」

私たちが手がけるのは、大きな荷物や、宅配便では運びにくい荷物、企業の大切な荷物など、一つひとつに重みのある配送です。こうした荷物では、置き配よりも「確実にお渡しする」ことが基本になります。だからこそ私たちは、「一度で、確実に届ける」ことを何より大切にしています。

大型の家具や家電、思い出の品、業務の荷物――これらは、置き配で玄関先に置いて済むものではありません。受け取る方に確実にお渡しし、必要なら設置し、状態を一緒に確認する。この確実な受け渡しにこそ、私たちの配送の価値があります。だからこそ、無駄な再配達を生まないための工夫を、お客様と一緒に重ねていくことが重要になります。一度でスムーズに受け取っていただくことが、お客様にとっても、私たちにとっても、最も気持ちのいい配送だからです。

再配達を減らす、コミュニケーションの工夫

「一度で届く」を実現するために、私たちが大切にしているのが、事前のコミュニケーションです。荷物をいつ、どのように届けるのかを、あらかじめすり合わせておくことで、無駄なすれ違いを防げます。

日時の事前調整

大きな荷物や、搬入に立ち会いが必要な荷物は、お届けの日時を事前にしっかり調整します。「この日のこの時間なら在宅している」というタイミングに合わせて伺うことで、一度で確実にお渡しできます。軽貨物配送は、こうした個別の日時調整に柔軟に対応できるのが強みです。

到着前のご連絡

お届けが近づいたら、必要に応じて事前にご連絡することで、受け取る準備をしていただけます。「もうすぐ着く」と分かっていれば、お客様も安心して待てますし、すれ違いも防げます。ちょっとした一報が、再配達を防ぐ大きな力になります。

搬入経路や置き場所の確認

大きな荷物の場合、どこにどう運び入れるかを事前に確認しておくことで、当日スムーズに作業できます。「玄関に置くのか、部屋まで運ぶのか」「経路に問題はないか」を先に把握しておけば、一度の訪問で完了できます。段取りの確認が、確実な配送につながります。

お客様と一緒に、スムーズな受け取りを

「一度で届く」配送は、私たちだけの努力では実現できません。受け取るお客様との協力があってこそ、成り立つものです。私たちは、お客様に負担をお願いするのではなく、「一緒にスムーズな受け取りをつくりましょう」という気持ちで、コミュニケーションを大切にしています。

ご都合のよい日時を教えていただく、在宅の予定を共有していただく、搬入場所を事前に確認しておく。こうした小さな協力が、再配達を防ぎ、お客様自身の「荷物を待つストレス」も減らします。配送は、届ける側と受け取る側の共同作業です。お互いに少しずつ歩み寄ることで、気持ちのいい受け渡しが実現します。私たちは、その橋渡しを、丁寧なコミュニケーションで担いたいと考えています。

再配達を減らすことは、地域・社会への貢献でもある

再配達を減らす取り組みは、単に自分たちの負担を軽くするためだけのものではありません。それは、環境への負荷を減らし、限られた運び手の力を有効に使い、物流を持続可能なものにしていく、社会的な意味を持つ取り組みです。荷物が増え続ける時代に、配送を無理なく続けていくために、一件一件を効率よく、一度で届けることの積み重ねは、思いのほか大きな意味を持ちます。

私たちのような地域の配送会社が、日々の配送で「一度で届く」を大切にすることは、小さな一歩かもしれません。それでも、その積み重ねが、地域の物流を支え、環境への配慮につながり、持続可能な配送の未来をつくっていくと信じています。便利さの裏側にある負担に目を向け、できることから丁寧に取り組む。それが、社会の一員としての配送会社の責任だと考えています。

受け取る側でできる、ちょっとした工夫

「一度で届く」をつくるのは、配送する側だけの仕事ではありません。荷物を受け取る側でも、ちょっとした工夫で、再配達を減らし、スムーズな受け取りを実現できます。無理のない範囲で取り入れられるものを、いくつかご紹介します。

日時指定を活用する

宅配便でも大型配送でも、日時を指定できる場合は、確実に在宅できるタイミングを選ぶことで、再配達を防げます。「なんとなく届くのを待つ」のではなく、「この日のこの時間に受け取る」と決めておくことが、すれ違いを減らす一番の近道です。私たちのような大型配送では、この日時のすり合わせが特に重要になります。

宅配ボックスや置き配指定を使い分ける

小さな荷物であれば、宅配ボックスや置き配指定を活用することで、在宅していなくても受け取れます。荷物の大きさや性質に応じて、対面受け取りと置き配を使い分けることが、賢い受け取り方です。高価なものや大きなものは対面で、こわれにくい小物は置き配で、といった具合です。

通知や連絡をこまめに確認する

配送の通知や、事前のご連絡をこまめに確認しておくと、荷物がいつ届くかを把握でき、受け取りの準備ができます。「気づいたら不在票が入っていた」ということを防ぐためにも、届くタイミングを意識しておくことが役立ちます。ちょっとした心がけが、二度手間を防ぎます。

受け取り場所の状況を伝えておく

大きな荷物の場合は特に、搬入経路や置き場所の状況を事前に伝えておくと、当日スムーズです。「エレベーターがない」「この時間は在宅している」といった情報の共有が、一度での確実な受け取りにつながります。

物流の未来と、「一度で届く」の価値

荷物の量が増え続ける一方で、それを運ぶ担い手の確保は、業界全体の大きなテーマになっています。限られた運び手で、増え続ける荷物を、無理なく届け続けていく。そのためには、一件一件の配送をできるだけ効率よく、一度で完了させることが、これまで以上に大切になっていきます。

「一度で届く」割合を高めることは、ドライバーの負担を軽くし、環境への負荷を減らし、物流全体を持続可能なものにしていく鍵の一つです。これは、大げさに言えば、私たちの暮らしを支えるインフラを守ることでもあります。荷物が当たり前に届く便利さを、これからも当たり前であり続けさせるために、届ける側と受け取る側が協力して「一度で届く」を増やしていく。その積み重ねが、物流の未来を支えていくと考えています。

大型・個別配送だからこそ、時間指定に価値がある

私たちが手がける大型の荷物や個別の配送は、そもそも「確実に受け取っていただく」ことが前提です。だからこそ、時間を指定して、立ち会いのもとで確実にお渡しすることに、大きな価値があります。小さな荷物のように「とりあえず置いておく」わけにはいかない分、事前の段取りが配送品質を左右します。

大きな家具を運び入れて設置する、業務の重要な荷物を担当者に直接お渡しする、思い出の品を丁寧に手渡す。こうした配送では、日時をきちんと合わせ、一度で確実に完了させることが、お客様の満足に直結します。柔軟な日時調整ができる軽貨物配送は、この「確実な受け取り」を実現するのに適したかたちです。顔の見える配送だからこそ、お客様一人ひとりのご都合に寄り添った、確実なお届けができるのです。

顔の見える配送が、すれ違いを減らす

私たちのような地域に根ざした軽貨物配送の強みは、お客様と顔の見える関係を築けることです。お付き合いが続くと、「このお客様は平日の午前中が受け取りやすい」「この事業所は搬入口が裏側にある」といった事情が分かってきます。こうした積み重ねが、すれ違いを減らし、一度でスムーズな受け取りを実現します。

大量の荷物を機械的にさばくのではなく、一件一件のお客様の事情を理解しながら届ける。この人間味のある配送こそ、再配達を減らすうえで、実はとても有効なのです。お客様のことを知り、お客様も私たちのことを知っている。その信頼関係が、無駄なやり直しをなくし、気持ちのいい受け渡しをつくります。効率と人間味は、対立するものではなく、むしろ両立するものだと私たちは考えています。

モデルケース:事前の一言が、一度の配送を実現する

再配達を防ぐ工夫を、モデルケース(代表的な例)で考えてみましょう。大きな家具をお届けするにあたり、私たちは事前にお客様とお届けの日時を調整し、「この日の午前中に伺います」とお約束します。当日、到着が近づいたら一報を入れ、お客様に受け取りの準備をしていただきます。おかげで、お客様は在宅して待つことができ、荷物は一度でスムーズに運び入れられ、設置まで完了します。

もし事前の調整がなければ、お届けに伺ってもお留守で、再配達になっていたかもしれません。たった数回のやりとりが、二度手間を防ぎ、お客様の「いつ来るか分からない荷物を待つストレス」もなくします。「一度で届く」は、こうした地道なコミュニケーションの積み重ねから生まれるのです。手間のように見えて、実はお互いにとって一番ラクで気持ちのいい方法なのだと、私たちは考えています。

便利さの裏側を、少しだけ想像してみる

荷物が当たり前に届く暮らしは、とても便利です。ボタン一つで注文すれば、翌日には玄関先に品物が届く。この便利さは、今や生活に欠かせないものになっています。ただ、その便利さの裏側には、実際に荷物を運ぶ人の存在があります。暑い日も寒い日も、雨の日も、荷物を積んで街を走り、階段を上り、玄関先まで届けてくれる人がいます。

再配達や置き配について考えることは、この「便利さの裏側」に少しだけ想像を向けることでもあります。受け取る側がほんの少し配慮するだけで、届ける側の負担はずいぶん軽くなります。それは決して「我慢してほしい」という話ではなく、お互いを思いやることで、みんなが気持ちよく暮らせる、という話です。荷物を届ける人への「ありがとう」の一言や、受け取りやすいタイミングの共有。そんな小さな思いやりが、配送という仕組みを、あたたかく、持続可能なものにしていくのだと思います。

小さな協力が、大きな力になる

一人ひとりの「一度で受け取る」ための工夫は、それぞれは小さなことです。日時を合わせる、連絡を確認する、受け取り場所を伝える。どれも、ほんのちょっとした心がけにすぎません。けれど、その小さな協力が、たくさん積み重なれば、大きな力になります。ドライバーの負担が減り、環境への負荷が減り、物流全体が少しずつ持続可能なものに近づいていきます。

私たちは、お客様に一方的にお願いをするのではなく、こうした背景を正直にお伝えし、一緒に良い配送をつくっていくパートナーでありたいと考えています。届ける側は、丁寧なコミュニケーションと確実な配送で応える。受け取る側は、無理のない範囲で協力してくださる。この協力関係こそが、これからの時代の配送を支える土台になると信じています。荷物一つの受け渡しの向こうに、こうした社会のつながりがあることを、少しでも感じていただけたら嬉しく思います。

よくあるご質問

置き配には対応していますか?

私たちが扱うのは、大きな荷物や、確実にお渡ししたい荷物が中心のため、基本的には対面での受け渡しを大切にしています。荷物の内容によっては置き場所のご相談に応じられる場合もありますので、ご希望があればお知らせください。荷物にふさわしい受け取り方を、一緒に考えます。

日時を指定して届けてもらえますか?

はい、大きな荷物や立ち会いが必要な荷物は、お届けの日時を事前に調整します。「この日のこの時間なら在宅している」というタイミングに合わせて伺いますので、ご都合のよい日時をお知らせください。柔軟な日時調整は、軽貨物配送の得意とするところです。

留守がちなのですが、どうすればいいですか?

ご都合のよい日時を事前に教えていただくことで、確実にお渡しできるよう調整します。到着前のご連絡もできますので、受け取りのタイミングを合わせやすくなります。すれ違いを防ぐために、遠慮なくご事情をお知らせください。

再配達になった場合、追加料金はかかりますか?

状況によって対応は異なりますので、まずはご相談ください。私たちは、そもそも再配達を生まないための事前調整を大切にしています。お互いにスムーズな受け取りができるよう、日時のすり合わせにご協力いただけると幸いです。

大きな荷物でも時間を合わせて届けてもらえますか?

はい、大型の家具や家電などは、搬入に立ち会いが必要なことが多いため、お届けの日時をしっかり調整してから伺います。ご在宅のタイミングに合わせることで、一度で確実に運び入れ、必要なら設置まで済ませられます。ご都合のよい日時を、遠慮なくお知らせください。

まとめ

再配達は、ドライバーにも、環境にも、社会全体にも負担をかける、物流の課題です。その解決策として置き配という選択肢も広がっていますが、荷物の性質によって向き不向きがあります。私たちが扱う大きな荷物や大切な荷物では、置き配よりも「一度で、確実にお渡しする」ことが基本になります。

そのために大切なのが、日時の事前調整や到着前のご連絡といった、お客様とのコミュニケーションです。届ける側と受け取る側が少しずつ歩み寄ることで、無駄な再配達を防ぎ、気持ちのいい受け渡しが実現します。それは、お客様の負担を減らすだけでなく、環境や社会にもやさしい、持続可能な配送につながります。東京・江東区のおにもつ配送は、これからも「一度で、確実に届ける」を大切に、丁寧な配送をお届けしてまいります。お届けのご希望やご事情は、どうぞお気軽にお知らせください。